ズバットREDしおみです。
Googleの自動運転の自動車って、やっぱり凄いっていう感じです。
まずは、先日、発表された、ハンドルもブレーキもないGoogleの車の試乗会の様子を見てくださいな。
実に楽しそうにみんな乗っています。それに、車が小さくって、とっても可愛い!
Engadgetのサイトによると、
Googleいわく、プロトタイプ開発にあたっての最優先事項は安全性。屋根の上でくるくる回るセンサは死角がなく、全方位に200m程度の範囲内で障害物や自動車、歩行者などを認識します。プロトタイプの最高速度は時速25マイル(約40km)に制限。車体やフロントガラス(シールド)には、衝突時の被害を最小化するため樹脂や柔軟性のある素材を採用します。
全体の構造も今後の知見に応じて変えてゆくことを前提とするため非常にシンプルで、内部には2席と荷物置き、スタートボタンと停止ボタン、経路を表示する画面程度しかありません。
Google は今後このプロトタイプ ロボットカーを100台生産する予定。今年の夏にはマニュアル運転も可能なバージョンに非常時用の人間ドライバーを乗せて試験走行を実施する計画です。
とのこと。Googleという会社のスピード感からいくと、たちまち色々な事を成し遂げていく事になるのではないかと考えられます。
さて、自動車業界の反応は?
僕が、このビデオを見た際に、一番感じたのは、今まで自動車業界とは無縁であったGoogleという会社が、突然、この様な自動運転の取り組みを始め、しかも技術的にトップランナーになってしまっている事への業界内の懸念です。
さすがに、各自動車メーカーも黙っては要られないないのではないでしょうか?そう考えていたら、興味深い記事が。
「自動運転」は破壊者か 攻めるグーグル、悩むトヨタ
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK21016_R20C13A3000000/
2013年3月28日の日経新聞の記事ですけど、Googleは自動運転技術の追求に快走するが、既存の自動車メーカーであるトヨタ自動車は、そこまで、スパっと自動運転に舵を切るという事ができない事情もあるよというもの。
ま、話は大いに解る。当然といえば、当然の話だ。
「車には運転する楽しさがあるんだ!」と言うと、旧石器時代に人間か!と、何年か後には、言われるかも知れませんが、交通事情、事故防止、運転する楽しさなどなど、交通インフラにもIT企業の影響が出てきて、ここの分野も、また目が離せない面白い事業分野になりそうですね。