仕事をしながら旅をする。

2018年5月より「仕事をしながら旅」をするトラベルワーカーしおみんの「旅」と「仕事」のブログです。

旅のこと

たこ焼きだけじゃない!難波・心斎橋周辺で大阪らしい料理が食べられるお店7選

投稿日:

大阪に来たら、たこ焼きやお好み焼きだけではありません。街を歩けば、歴史あるグルメが軒を連ねています。今回は「大阪=たこ焼き&お好み焼き」ということだけではなく、大阪のたこ焼き、お好み焼き以外で、大阪らしい料理が食べれる伝統的なお店を7店舗、ご紹介したいと思います。

1店舗目/北極星(心斎橋) オムライス発祥のお店

ご紹介する1店舗目は、心斎橋の繁華街に佇む「北極星」。ここは、オムライスの発祥地として名高い老舗の食堂。創業以来、その歴史を刻み続け、大阪のグルメシーンに欠かせない存在となっている。

店舗にされている建物は、数寄屋造りで昭和25年に建築されたもの。当時、高島屋さんが顧客をおもてなしする茶寮として建てられたものとか。入った途端に昭和にタイムスリップした雰囲気が味わえます。そして、メインはなんと言ってもオムライスだ。ふわふわとした卵が、熱々のご飯を包み込む瞬間は、まさに贅沢そのもの。シンプルながらも濃厚なデミグラスソースが、絶妙な味わいを生み出している。

また、北極星の魅力は単なる美味しさだけに留まらない。この店が紡ぐオムライスの物語は、大阪の食文化における一編とも言える。地元の人々や観光客が訪れ、懐かしい味に触れることで、心に残る思い出が生まれる。

心斎橋で歩き疲れた体に、北極星のオムライスはまさに癒しのひととき。ここで食べるオムライスは、ただの料理ではなく、大阪の歴史と文化を感じさせてくれる特別な味わいなのである。

関連ランキング:オムライス | 大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)JR難波駅

 

2店舗目/うさみ亭まつば(心斎橋) きつねうどん発祥のお店

心斎橋に佇む「うさみ亭まつば」は、きつねうどんの発祥の地として名高い老舗のうどん店だ。この店は、創業130年の歴史あるお店。創業以来、地元の人々や観光客に親しまれてきた。

店内に足を踏み入れると、木の温もりが漂う落ち着いた雰囲気が迎えてくれる。ここで食べるきつねうどんは、その歴史と伝統が詰まった逸品。麺はコシがありながらも優しくすすりやすく、出汁は昔ながらの手法で仕込まれたもの。これが、うさみ亭まつばの特徴的な味わいを生み出している。

きつねうどんは、甘辛い揚げもちがトッピングされ、独自の味わいを構築している。その一口を頬張ると、出汁の深みと揚げもちの香ばしさが口いっぱいに広がり、まさに舌の上で旨味が踊る。

うさみ亭まつばは、ただの食事の場ではなく、大阪のうどん文化の礎として、その名を刻み続けている。地元の人たちはもちろん、遠方から足を運ぶファンも多く、ここでしか味わえない風味に魅了される。

心斎橋できつねうどんの真髄を味わいたいなら、うさみ亭まつばが最適な選択肢だ。昔ながらの味わいが息づく店内で、大阪のうどんの歴史を感じながら、舌を喜ばせてみてはいかがだろうか。

関連ランキング:うどん | 心斎橋駅長堀橋駅堺筋本町駅

3店舗目/とんかつのカツヤ(難波) とんかつカレーの発祥のお店

難波に佇む「とんかつのカツヤ」は、とんかつカレーの発祥地として名高い老舗のカレー屋。創業以来、その歴史と美味しさで多くのファンを虜にしてきた。(2023年7月に移転しております)

店内に足を踏み入れると、揚げたてのとんかつの香ばしい香りが店内に広がり、食欲をそそる。メニューには様々なとんかつが勢揃いしているが、ここの真骨頂は何と言ってもとんかつカレーだ。サクサクの衣とジューシーな肉が、濃厚なカレーソースに絶妙にからみつく。その一口を頬張ると、香り高いカレーととんかつの絶妙なハーモニーが口いっぱいに広がり、食べる者を虜にする。

とんかつのカツヤは、単なる食事の場ではなく、とんかつカレー愛好者たちの巡礼地とも言える。大衆に愛される理由は、その美味しさだけでなく、歴史を感じさせる風格ある雰囲気も一因だろう。地元の人たちはもちろん、観光客もこの名店を訪れ、その舌をとんかつカレーの奥深さに魅了されている。

難波を訪れる際には、とんかつのカツヤでとんかつカレーの本場の味わいを楽しんでみてはいかがだろうか。豊かな香りと絶妙な味わいが、食通たちを唸らせること間違いなしの至福の一皿がここにある。

関連ランキング:カレー | JR難波駅なんば駅(大阪メトロ)難波駅(南海)

4店舗目/だるま(心斎橋、本店は新世界) 串カツの発祥のお店

「だるま」は、新世界に総本店を構えている串カツの発祥の地として知られる老舗。その歴史は長く、大阪のグルメシーンにおいて欠かせない存在となっている。赤井英和がTVで押したことでも、一躍有名になった。

比較的新しい心斎橋店に足を踏み入れてみても、そこには昭和の雰囲気が漂い、独自のアットホームな雰囲気が訪れる人々を包み込む。だるまの魅力のひとつは、サクサクの衣とジューシーなお肉が串に刺さり、揚げたての美味しさが楽しめること。様々な食材が串に刺さり、それぞれの味わいが口の中で広がる瞬間は、まさに串カツの真髄と言える。

新世界の総本店では、街の賑やかな雰囲気と相まって、地元の人々や観光客がひときわ楽しむ場所となっている。串カツのバリエーションも豊富で、季節ごとに変わる旬の食材を使った串カツが堪能できる。これらの串カツは、昔ながらの製法と新しいアイデアが融合した絶妙な味わいを楽しませてくれる。

だるまは、単なる食事の場ではなく、大阪の串カツ文化の礎として、その名を刻み続けている。心斎橋と新世界で異なる雰囲気と味わいが楽しめるこの店で、串カツの歴史を感じながら、舌を喜ばせてみてはいかがだろうか。

関連ランキング:串揚げ | 心斎橋駅四ツ橋駅長堀橋駅

 

5店舗目/自由軒(難波) 名物カレー(混ぜカレー)

難波に佇む「自由軒」は、独自のアプローチで人気を博す名物カレー(混ぜカレー)の名店である。この店は、創業以来、その斬新な発想と美味しさで、大阪の食シーンに一石を投じてきた。不朽の名作「夫婦善哉」を生み出した小説家「織田作之助」が愛したカレーとしても有名です。

店内に足を踏み入れると、独特の雰囲気が漂い、料理の香りが誘う。自由軒の名物である混ぜカレーは、見た目もインパクト大。ご飯、ルー、トッピングが混ざり合い、まさに個性的でアーティスティックな一皿だ。これを頂くことで、通常のカレーとは一線を画す驚きと舌触りを楽しむことができる。

混ぜカレーの魅力は、一口食べれば広がる複雑な味わいにある。スパイスの効いたルーがご飯と絡み、トッピングがアクセントとして加わる。これが一体となって、混ぜカレー特有の奥深い味わいが生まれる。辛さや甘さ、旨味のバランスが絶妙で、食べ手を引き込む魅力に満ちている。

自由軒では、混ぜカレー以外にも様々なバリエーションのカレーメニューが楽しめ、地元の人々や観光客から幅広い支持を集めている。大阪ならではの斬新で楽しい食の体験を求めるなら、自由軒で混ぜカレーの世界に挑戦してみてはいかがだろうか。

関連ランキング:洋食 | 大阪難波駅難波駅(南海)近鉄日本橋駅

 

6店舗目/551蓬莱(難波) 豚まん

難波の一等地に佇む「551蓬莱」は、その名を知らない人はいないほど、大阪のご当地グルメとして親しまれている名店だ。ここで、名物の豚まんを食べた人も多いであろう。しかし、ここの2階がレストランになっていて、ここに入った人は少ないのではないでしょうか。

店内に一歩足を踏み入れると、ほんのりと漂う焼きたての香りが食欲を誘う。豚まんは、その特徴的な外観とホクホクの食感で知られ、地元の人々や観光客から絶大な支持を受けている。一口サイズの豚まんは手軽さと美味しさの絶妙なバランスを保ち、忙しい大阪の街中で手軽に楽しむことができる。さらに、おすすめなのが「シュウマイ」なのである。個人的には、横浜の有名なシュウマイとも肩を並べるほど美味いと思うので、行かれた方は、ぜひ、食べてみて欲しい。

地元の方たちはもちろん、遠方から足を運ぶ愛好者も多い「豚まん」。一度、551のレストランに入ってみて、豚まん以外の美味しい中華を味わうのも悪くないと思うのだが、いかがだろうか。

関連ランキング:肉まん | 大阪難波駅難波駅(南海)なんば駅(大阪メトロ)

 

7店舗目/千とせ(難波) 肉吸い

難波に佇む「千とせ」で楽しむことができる「肉吸い」は、吉本芸人である花紀京が、二日酔いの日「肉うどんのうどん抜き」を注文したのが、きっかけでできた料理。これが、色々なTV番組などで評判を呼び、連日大行列になりました。

並んで、店内に足を踏み入れると、昭和のままのお店は、どこか懐かしい雰囲気が広がります。殆の方は、名物の「肉吸い」を注文。おすすめは玉子をトッピングするスタイル。

一口を食べてみると、想像どおりの味ですが、こちらのお肉とうどん汁が、結構良いハーモニーを醸し出しています。これはまさに、肉うどんのうどん抜きを楽しむという新しいスタイルで、大阪の食文化に斬新なアイデアをもたらしています。

混んでいるのが嫌な方(実は僕もそう)は、NGK の1階にも、支店ができたので、そちらの方が、比較的空いているので、そちらで味わってみてくださいね。

関連ランキング:うどん | 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅

難波・心斎橋周辺で大阪らしい料理が食べられるお店・まとめ

大阪は、たこ焼きやお好み焼きで知られる一方で、その食文化はこれだけにとどまりません。「千とせ」の独自の「肉吸い」や、「551蓬莱」の超有名な「豚まん」、そして「自由軒」の独自のアプローチで楽しむ「混ぜカレー」、さらに「とんかつのカツヤ」や「だるま」の串カツなど、大阪には多彩なグルメが広がっています。心斎橋や難波、新世界など各エリアで歴史ある名店が点在し、それぞれが独自の味わいと雰囲気を提供しています。大阪の食文化は、街の活気と共に息づき、地元の人たちや観光客を魅了しています。これらの名物を味わいながら、大阪のグルメ散策はまさに食の冒険。たこ焼きやお好み焼きだけでなく、新たな発見と美味しさが、大阪の食を通して待っています。ぜひ、この街ならではの多彩な味覚をお楽しみくださいね。

以上、60年間、大阪人のしおみんからの情報でした。

 

-旅のこと
-, , ,

執筆者:

関連記事

2019年春 国内おすすめ 男ひとりグルメ旅6選

しおみん( @mark4033 )トラベルワーカーです。2019年春ですね。春といえば、気分もウキウキしてくるのではないでしょうか。どこかに行きたーい!と思うこともシバシバ。そこで、いつも男ひとりでひ …

沖縄にいけばこれを食え!「やっぱりステーキ2nd」のコスパが最高!

今、沖縄入りしているしおみん( @mark4033 )トラベルワーカーです。さて、沖縄といえば、沖縄そばにタコライスに、そしてステーキに!と沖縄独自の食文化をもっています。今回は、その中でステーキ分野 …

沖縄のお土産の買物スポット&BBQ セットが揃うのは◯◯が最強。

しおみん( @mark4033 )旅人です。現在、沖縄に旅行中ですけど、皆さん、沖縄のお土産は、どこで購入されますか?国際通り?空港?実は◯◯が最強ですというお話。 Contents1 沖縄お土産を買 …

映画「沈黙」のゆかりの長崎でのオススメコース

2016年に遠藤周作の「沈黙」という映画が日本でも上映されました。今回、そのゆかりの地を回るというのが、今回の旅の一番の目的で、2017年6月19日〜21日にかけて、行って参りました。 というのも…映 …

時間と場所にとらわれない、個人でできる仕事8選

しおみん( @mark4033 )企画屋です。日本にいると窮屈ですが、海外に出ると意外にやれることって多いんじゃないかと思っております。時間と場所を選ばない個人でできる仕事を考えてみました。 Cont …

しおみんって誰?