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AR技術がマーケティングが変わるか?その伸びるポイントを検証する

投稿日:2013年8月6日 更新日:

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ARとは、何か?

ARとは、 Augmented Realityの略。ありのままに知覚される情報に、デジタル合成などによって作られた情報を付加し、人間の現実認識を強化する技術のこと。となっています。(知恵蔵2013年より)2年以上前から、任天堂が嵐の相葉君を起用したDSのCMが有名なため、実は、ARは大人より子供の認知があると思われます。 それなのにARを扱う方々からDSの話が、殆ど出て来ないのは、ちょっと不思議な感じがします。

ARがマーケティング上普及すると思われる3つのポイント

さて、DSの話はともかく、ARが普及する為には、ボクなりのポイントは、下記のアプローチが必要であるかと思われます。
(まだ、考えればあるでしょうけど)

(1).教育的アプローチが有効か?
ARが活用されるであろうと思われるポイントのひとつ目は、教育的なアプローチです。例えば、動物図鑑と連動して、立体的なライオンやキリンが出てくるとか、子供達が喜んで活用するであろうと思われます。近いところでは、バンドエイドの事例などがあります。この映像を見る限り、子供が飽きることなく、何度も何度も閲覧する様なARコンテンツは、今度も有効的ではないかと考えております。また、これらの教育的な検知は、博物館や美術館などへの展開もあると想定できます。

 

 

(2)著名なコンテンツの活用は安定している
ここは言わずもがなですが、ARを活用する際、有名なコンテンツであることが、現状優先順位が高いのではないかと推測されます。エヴァンゲリオンやガンダムと言った様な、「このコンテンツを是非みたい!」という思いが強いキャラクターを活用していく事は、プロモーションを実施して行く際に有効的な事であろうと考えられます。この分野は、昨今の「ゆるキャラ」ブームも手伝って、地方でARが活用される可能性もあると考えられます。ただ、逆に言えば、キャラが立っていないコンテンツは現状ではARに向かないという事も同時に言えると思われます。

(3)3Dデータのデータベースを共有すべきでは?
ARの業務を実施していると、どうしても費用対効果が合わないケースが見受けられます。ここは業界全体の課題と思われますが、例えば「動物」「魚」「鳥」「昆虫」など、基本的で、汎用性が高そうな3Dデータベースをフリー素材で作り、それを業界全体で共有していくという事を実施すれば、クライアントサイドの費用負担も軽減され、ARが今以上に普及する可能性もあるかと思います。例えば、その素材を活用して、AR水族館やAR動物園など、持ち回りイベントとして全国を回るといった事業も生まれるかも知れません。

ARが伸び悩むと思われる3つのポイント

逆に、ARが伸び悩むと考えられるポイントは、どこであろうか?僕が感じているポイントを下記に3点ほど書いてみたいと思います。

(1)アプリ使用が一過性で終わるケースが多い。
ARを見る為に、アプリのダウンロードを要求されるケースが多いのは、知っている人なら周知の事実。しかし、そのアプリを再び立ちあげて使用するケースは、極めて稀であると考えられます。つまり、一度しか使わないアプリだらけになっているスマホを沢山作る事になります。実施、僕のスマホがそうなのです(笑)。共用アプリという考え方もありますが、アプリの中のコンテンツは、ターゲットや内容もバラバラで整合性がないため、ユーザーからすれば使いにくいアプリになっています。いずれにしても、ネットのブラウザー位は、せめて横断的で、統一されたものにならないと、ユーザーが使いづらくて仕方がないと思われます。

(2)アプリをダウンロード時間が恥ずかしい
これ、結構あると思うのですけど、実際、良いオトナがマーカーの前でスマホを見ながらアプリをダウンロードしているサマは、絶対にかっこ良いものじゃないんですよ、ね。多くの人は、この時点で「面倒だ!ヤンピ!」という人も多いのではないかと推測します。となると、ここもARが普及しないひとつのネックであることは間違いありません。となると、そこには余程見たいコンテンツを用意するか、何か高額商品が当たるなど、ユーザーのモチベーションが高める必要があります。そんなある意味余計な事をしてまでARを使う必要があるのか?ここの問題はなかなかクリアにならないんじゃないかと思います。

(3)業界全体の盛り上げ方が雑
AR制作者サイドのプレイヤー全体で、AR普及の為に、どうしたら良いのか?などのコンベンション的な機能や役割をする機関が気薄な感じがします。それゆえに、雑で良く考えられていない、つまらないARキャンペーンも少なくありません。例えば、現場でアプリをダウンロードするのに、5分程度の時間を使って、やっとアプリを立ちあげて動かしたのに、「おい!これだけか!!!」と、いうARアプリも現実的には数多くあります。そんな時、一般ユーザーであれば、ARって、大概つまらないものだよな〜、なんて思われたら、やっぱり業界全体の損失になると思うのですよ、ね。そんな事にならない様に、相互チェックできる事も必要かと思います。

 

 まとめ。

いずれにしても、現状ではAR技術は、可能性はあると思われますが、現状のままだと課題も多く爆発的に拡大していくなどという事は言いがたい状況にあるのではないでしょうか。業界としては、もっと医療分野であるとか、教育分野であるとか、航空分野、宇宙分野など、様々な異業種に眼を向け、現状打破をしていく段階にあると思われます。ご意見があれば、ズバットRED まで。

 

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