ズバットREDしおみです。
今、デジハリの授業のレジュメを作っておりますが、定義をもうちょっとはっきりと使わないと。何かゴッチャになっていませんか？という事でまとめてみますね。
こんな事は、ありませんか？
「このプロモーションバズらせてよ」とか、「インフルエンザ−を使って、バイラルさせて…。」とかいう会話。聞いている人も、使っている人も、ちゃんと解っていたら良いのですけど、何となく雰囲気で聞き流していませんか？と思うわけです。で、言葉の定義と意味を色々と調べてみました。まず、バスマーケティングについてですけど、バズは、もともとbuzzと書き、鉢が羽を飛ぶ音や、人々が噂をしたりして、ざわつくことを表す言葉。米国WOMMAの定義によると、「人目を引くニュースやエンターテーメントを活用して、自社のブランドなどを人々に話してもらうこと」となっております。つまり、ここで定義されているのは、話題づくりという事。ブランドの好感度や購買意欲への貢献などは、定義には入っていません。
一方、バイラルはviral。ウイルスの意味です。WOMMAでは、バイラルマーケティングをエンターテーメント性のある情報、または情報的価値のあるメッセージをつくり出し、急激に広める手法と定義づけられています。ここでは、急速に広げるという意味合いが強く、ここでも、最終的なブランドの好感度や購買意欲への貢献などは、定義には入っていません。
一応、関連の定義を記載しておきます。
その他、クチコミ関係のマーケティング手法などが色々とあるのでまとめておきます。
（参考：米国WOMMAのサイト http://www.womma.org/）
クチコミとは？
消費者が、他の消費者に情報を提供する行為。
バズ・マーケティングとは？
人目を引くニュースやエンターテーメントを活用して、自社のブランドなどを人々に話してもらう手法
バイラル・マーケティングとは？
バイラルマーケティングをエンターテーメント性のある情報、または情報的価値のあるメッセージをつくり出し、急激に広める手法
インフルエンザー・マーケティングとは？
コミュニティのなかで周囲に影響力がある人物を見つけ出し、商品やブランドを紹介する手法
コミュニティ・マーケティングとは？
ユーザーグループやファンクラブなど、商品やブランドに興味を持つ組織を運営し、支援する手法
エバンジェリスト・マーケティングとは？
企業に代わってブランドを説教的に広めるリーダーの役割を進んで引き受ける伝道者を育成する手法
コーズ・マーケティングとは？
世間の関心事に働きかけ、支援することで、その事柄に興味を持っている人の支援を集める手法
プロダクト・シーティングとは？
試供品や商品情報などを、有識者など影響力のある人物に適切なタイミングで提供する手法
定義は定義として、覚えておいても損はないと思い一旦羅列してみました。一言でクチコミと言っても、その定義も感覚もバラバラな時も多いので、これを見ながら、僕も正確に言葉を使おうと考えております。
