ズバットREDしおみです。
今朝、feedlyをチェックしていると「一生のビールを飲み放題で10万円」という記事があったので、ご紹介しておきます。
ICHIROYAのブログ
http://kyouki.hatenablog.com/entry/2014/06/01/062438
お話は、アメリカでのお話。
さて、ビールを飲みに来る人にとっては１杯500円として１回で３杯飲んだとして1,500円。週３回、50週という事は一年で1500円✕３回✕50週＝22.5万円で、半年位で元が取れそうな金額となります。当然、お店がつぶれる、自分が病気になるなどで、元が取れないというリスクがあるのは確かです。
結果はいかに！
さて、経緯など元の記事によると、下記とのこと。
＊アメリカミネアポリスの「Northbound Smokehouse & Brewpub」というお店は2年前にオープンした、店内でビール醸造もする本格的なパブ。
＊開店のときに、資金があと220,000ドル（約2,200万円）必要だった。投資家に引き受けてもらう手もあったが、投資家が過半の議決権を要求したので諦めた。
＊1,000ドルぐらいなら出せるのにという友人の声から、こんな資金提供をお願いすることにした。
＊3種類の選択肢
１．1,000ドル 一生ビールが無料
２．1,000ドルの株 （議決権なし） 全株式の0.1％にあたる
３．5,000ドルの株 全株式の0.5％の株とビールが一生無料
＊資金は集まった。
１．46人
２．42人
３．30人
という素晴らしい結果になったらしい。また、ビールの原価は１杯40セントしかかからないし、来たらビールだけではなく、料理も食べてくれるから、お店自体は繁盛しているとのこと。客を呼ぶのと出資という資金が得られるという、一石二鳥の素晴らしいビジネスモデルといえるのではないでしょうか。
日本には出資法があるので、そのまま使えないが…。
多分、日本で、50人以上の方から出資を募ると出資法にひっかかると思うので、そのままは使えないでしょう。しかし、株主募集以外の部分は、使えると思います。10万円で一生ビールが無料。５万円で一年分のビールが無料とかのみであれば日本でも適応ができるのではないでしょうか。また、これらはクラウドファンド向きであるともいえるでしょう。
好きなお店が閉店していくのは、本当に寂しいもの
自分が応援しているお店が、ある日行くと、突然閉店しているというのは、僕も何度か経験しました。そんな時、本当に寂しい気持ちになったりします。もし、その閉店の理由がお金のことであるならば、上記の様な出資方法で解決できる事もあると思うのですよ、ね。という事で、飲食店の資金調達、応援の仕方などの参考になればと思い記事にしてみました。
僕も機会があれば、どこかのお店に話かけてみようかと思っております。
