ズバットREDしおみです。
GWも、後少しの5月5日。自宅で仕事しているので、その合間にちょっと先日のイベントのメモでも。行って来たのは5月3日。ナレッジキャピタルで開催されているHide’s寺子屋というイベントです。中田英寿氏が秋元康氏を迎えてのトークイベントです。その中で秋元康さんが言った言葉で印象に残ったものを5つピックアップしました。
印象に残る幕の内弁当はない!
まず、この言葉。「印象に残る幕の内弁当はない!」その通りですね。人間もそうです。全て平均点よりも高い人って印象に残らないですけど、この芸は誰にも負けませんという人は印象に残るという事です。出川哲郎も、江頭2:50も、個性という意味では、決して幕の内弁当ではなく、コロッケ弁当であったり、シャケ弁当であったりするのでしょう。きっと。さて、あなたはどうですか?可もなく、不可もない幕の内弁当になっていませんか?
本人が一番と思っている箇所は大した事がない事が多い。
秋元さんがオーディションをしている際、足が綺麗な女の子は足を強調した服装をして、面接で「足が自慢」と言うそうです。しかし、自分では気がついていないけど、その子の本当の良さは足ではない事の方が多く、本質が見えていない事が多いみたいです。また、違う例では、蒲田の安くて美味しい串カツ屋さんに行って感動していたら、回りの人から見ると、そのコストパフォーマンスが当たり前で「こいつら何を感動しているの?バカじゃない!」という眼で見られた事があったそうです。つまり、蒲田の飲み屋でいつも飲んでいる人は、その良さが当たり前になっていて、良く解っていない事が多いはず。だそうです…。他人からの意見も大切かも知れませんね。
にんじんが嫌いな子ににんじんを食べさせるのには?
にんじんが嫌いな子ににんじんの栄養素の特徴とか、くどくど説明しても、決してにんじんが食べれる様にはなりません。そうではなく、美味しいジュースの中に始めては、少しスリつぶしたにんじんを入れて、その量を段々と増やしていけばにんじん嫌いがなおるかも知れない。とっつきにくいものは、とっつきやすい形にしてあげるのが大切であって、だから、マンガで作る日本史とか良いのであるとのこと。今回のイベントも日本酒の勉強とか、日本の文化を知ろうというととっつきにくいかもしれないが「中田英寿」という媒介を介してだったら、みんなもの消化しやすくなるのではないか?。とのこと。
一番大切なのは「きっかけ」を作ること。
自分はプロレスに余り興味がないのだが、古舘伊知郎さんが、是非、このテレビを見てくれ!と言われた。何故?と聞くと、細かくエピソードを話をしてくれて、今日のテレビで、絶対にその技をかけるはずだがら…。との事。何も知らなかったら、全然、プロレスを見ないのですけど、そんなエピソードを聞かされたら、興味が俄然湧いて来る。つまり、これは、古舘伊知郎さんのお陰で、きっかけができたということ。日本文化を再認識するのも、何か、きっかけは必要だし、何か始まる時は、そんなきっかけがあるんじゃないかと。
今、目の前にある食材で何ができるか考えること。
シェフなら誰でも、目の前の食材の事を一番に考える。当たり前だ。明日の食材の事を考えて包丁を握るシェフはいない。目の前に魚があれば、その魚と、野菜があれば、その野菜と向き合って、その日最高の料理を作ろうとする。それは人生も同じ。明日の食材じゃないんだ。今日、目の前の題材を一生懸命考えて努力する人が、うまく行っている人なのである。とのこと。
秋元さんって、とっても自然体で、理に適った考え方をされているのだな〜という印象です。将来やりたい事とか、そんなの解らないよ〜、それよりも、今の目の前にある楽しい事をドンドン組み立てていく事の方が断然自分は興味があると言った発言でとっても共感を持ちました。