ズバットREDしおみです。
Webマーケティングを心理学なアプローチから見ると、どう考えれば良いのか?色々とまとめてみたいと思っておりまして、今回、その第一段「返報性の法則」は、何故、Webマーケティングに重要なのか?について、まとめてみたいと思います。
返報性の法則とは、何でしょうか?
返報性の法則、一般には「へんぽうせいのほうそく」と読むことが多い原理です。返報性の原理と言われることもある様です。これは「人間、他人に何かを与えられたら、それに答えようとする気持ちが生まれる」というもの。僕が一番、それを感じるのは、京都とかの巨大なお土産物屋さん。「試食どうですか?」と薦められて、一口だけだと良いけれど、これはミカン味です、こっちは抹茶味ですと、色々と食べ進んでいるうちに、あっ、何か買わないと悪いな〜と感じて、ついお土産を買ってしまう、という、その現象。その気持ちこそが「返報性の法則」そのものです。
Web上でのお話として…。
今日、あなたは、Web上で何をしていますか?もしくは、昨日、何をしましたか? Web上で、一番、多い行動のひとつに「検索」というのもがあります。まず、ここで言えることは、毎日毎日、Google先生にお世話になっていて、Google先生に「いつも、ありがとうございます!」という気持ちを持った事がありませんか。これこそが、返報性の法則の一種です。また、そのコンテンツに対しても、ありがとうの気持ちがあるはずです。一番解りやすい例のひとつにレシピがあると思います。肉じゃがが作りたい時に、ネットで検索して、肉じゃがの作りたいを学び、そして調理します。食べて「うまい!」と思った瞬間、そのレシピを提供してくれた人に、ありがとう!と心の中で言っているはずです。
顧客が学べるサイト作りをするべきです。
顧客が、何か調べたら、あなたのサイトに何度も何度も訪れる、そんなサイトであれば、顧客は、きっと喜ぶはずなのですよ、ね。もし、あなたが温泉旅館を営んでいるのであれば、温泉の知識を日本一ネット上にアップするという戦略もとれます。 温泉というカテゴリーが広ければ、アルカリ単純泉というカテゴリーでも良いのかも知れません。視点は、顧客が知りたい情報をコンテンツとしてネット上に掲載しておくこと。まずは、ここが重要であることは間違いないと言えます。そいう意味では、give and given、与えよ、さらに与えよというのは正しい認識なのだと思います。
そして、さらに重要な事は…。
そして、さらに重要な視点というのは、実はあなたがやらなくても困らないという事です。それは、きっとライバルがやっているからです。 あなたがやらなくてもライバル企業は、きっと同じ様な事をやって来るということです。ですので、ライバルがやる前にやりましょう。ライバルがやってないセグメントでやりましょう、ライバルよりも、もっと深い情報を持ってやりましょう。そういう視点が、さらに必要になってくると想定されます。