ズバットREDしおみです。
「今日、小さな会社の儲からないアタマの使い方」（山本隆雄著）という本を読んでいたら、冒頭に、こんな章が出てきました。「なぜ、売れないのがを知ろう」というもの。売上があがらない方は、まず、この５つ認識から始めるべきであると思い、シェアしたいと思います。
あなたの商品が売れない
理由１「お客様が欲しいと思うものがないから売れない」
理由２「商品が良ければ品質が良ければ売れると錯覚して適切な販売方法を取らないからから売れない」
理由３「売れないのではなく、売っていないから売れない」
理由４「自分の売っているもの、お客様が何を求めて商品を買ったのが理解していないから売れない」
理由５「経済が不安定になり、雇用不安が広がり、お客様が買い控えしているので売れない」
という５つだという事。
理由５は、ともかくとして、１〜４であるならば、自ら解決する問題である。
理由の５番目は、ともかくとして、１〜４の場合であれば、自ら解決していかなければならない課題です。 そして、これらの課題は、間違いなく、中小企業であれば、社長が悪いという事になります。では、これらの理由をもう少し詳しく見て行きましょう。
理由１「お客様が欲しいと思うものがないから売れない」
これは、良くありますよ、ね。僕の近くの学生服屋さんは、50円のジャージとか店頭に飾っていますけど、買う気になれません。値段じゃないし要らないものはタダでも要らないもん。お客様は、まず「欲しいか、どうか」その次に値段だと思うのです。安ければ何でも買ってくれるというわけではないはずです。
理由２「商品が良ければ品質が良ければ売れると錯覚して適切な販売方法を取らないからから売れない」
これも良くあります。例えば、僕の近所のお肉屋さんにトンカツが300円で販売されています。これが売れない（涙）。なぜかというと、説明が何もないんだもん。トンカツ300円の札しかなくって、豚肉の産地の表示をつけ生産者さんの顔写真でもつけておけば、ひょっとしたら売れるかもしれませんが、ストーリー性がなければ売れないでしょう…。という事は「販売方法」も非常に重要であるということです。
理由３「売れないのではなく、売っていないから売れない」
個人の保険屋さんが、このパターンになっているケースがあるのを僕自身経験しました。どういう事かというと、こちらが保険を検討したい時に、主張をして来ないから、こちらからも言いづらかったのです。つまり、何年も友達付き合いをしていて相手も「僕、保険屋なので保険関係の相談はいつでも乗るよ！」って言ってくれていたなら相談しやすいんだけど、何も言ってくれないので、僕は街の保険屋でサッサと保険の契約をしちゃいました。「売っていないから売れない」ありますよ、ね。
理由４「自分の売っているもの、お客様が何を求めて商品を買ったのが理解していないから売れない」
ドリルを売るな穴を売れという有名なお話があります。また、スターバックスはコーヒーを売っているのではなく、サードプレイスと言われる空間を売っているのだと言われております。あなたの商品はお客様の何を満足する商品なのでしょうか。Web制作会社であれば、たいがいの場合、お客様はWebが欲しいのでななく、Webからもたらせる売上や知名度が欲しかったりします。そこを良く考えましょう！
＜まとめ＞
売上があがらない時、何かにつまずいた時、その原因を考える必要があります。その際、何故、売れないのだろう？と漠然と考える位なら、上記の１〜４にあてはめて、自社はどのパターンになっているのか？そこを追求して、その部分を掘り下げて考える必要があると感じます。その方が原因がはっきりしますからね。
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＜参考図書＞
