ズバットREDしおみです。いきなりですが問題です。完全な丸と不完全な丸と、あなたならどっちが気になりますか?今日のテーマは、この心理的要素をビジネスに活かしてお話です。
ツァイガルニック効果と言います。
右の完全な丸の方が気になると答えた方もいるかも知れませんけど、多くの場合、左の不完全な丸の方が気になるはずです。人間、完成されていないものを見ると完成させたいと思う心理が働きます。また、未完成のものに対して強く記憶が残る事が多いと言われています。この心理的要素のことをツァイガルニック効果と言い、この効果を活用したマーケティングは、過去にも沢山あると言われております。
テレビコマーシャルをまたがせる心理
一番代表的なものが、テレビコマーシャル。バラエティ番組とかを見ているとCMの前に、タレントがバンジージャンプを跳ぶ前の映像を流して、続きはコマーシャルの後に!とするやり方。視聴者は中途半端な情報を見て、その結果が知りたい、知りたい!どうしても知りたいという気持ちになります。この手法はまさしく、ツァイガルニック効果を活用したものといえます。
ネットのバナーは、全てツァイガルニック効果を活用しているはず。
とすれば、ネット上はどう活用されているのでしょうか。ネット上では、広告バナーのコピーとかは、全てこのツァイガルニック効果を活用している形になります。
「驚愕のお値段で、この値打ち!」
「レアもの続々、 今スグ、クリック!」
「あの激売れグッズを再入荷、今から限定発売!」とか、色々な言葉で、煽ってきます。これらは、すべて、不完全な情報を与えて、その先の情報を見てもらい、完全な情報にしてもらおうという手法とも言えるでしょう。 また、ブログなどのタイトルも、そうです。「魅惑の◯◯女子の秘密ブログ」とか、されると、その◯◯に何が入るのか、非常に気になってしまいます。当然、「魅惑の一般女子の秘密ブログ」と書かれるよりも、誘惑度は増しているのがお解りだと思います。
ネット上では動画もインパクトがある!。
広告バナーやブログなど文字ベースでも充分効果はありますが、動画にすれば、もっとインパクトが強いはずです。ある一定量の情報を出して、この先が知りたい方は、メールアドレスの情報をください!とかすれば、一定量の方がメアド登録をしてくれるはずです。すごく古典的なやり方ですけど、心理学的な見地からは、理にかなったやり方といえるでしょう。色々と試してみる価値はあると思います!
更に参考資料として。
話は、コピーワークの話に戻るのですけど、ここはどんなコピーが有効なのか?色々と考える際に、使える一冊が、こちら「バカ売れキーワード1,000」僕も何か真剣にコピーを書く時には、横に置いて参考にしている一冊です。
「○○最前線」「○○の奥義」「○○をリードする」「憧れの○○」「息を呑む○○」……。「○○」に当てはめればすぐキャッチコピーになる「バカ売れキーワード」を1000語収録(類義語も含めると4000語以上)。売れる「コトバの引き出し」を強力に増強する本。
【効果的な使い方】【使用例】【類義語】など、読者がキーワードを使用しやすいように関連情報も充実。
とある様に、なるほど、なるほどというキーワードが、ゴロゴロと出てくる一冊です。これで、色々と売れるコピーが書けるはずです!一家に一冊、必須の本だと思います!