ズバットレッド塩見です。ネット上の顧客ターゲティングが、10年前位と比較して、もう一段階、狭まっている感じがします。本日は、そんなお話をば。
By: Mike Mozart
SAGOJOというサービス
まずは「すごい旅人求人サイト」というキャッチフレーズで事業を展開するSAGOJOさん。こちらのサイトは、読んで字の如く「旅人に対して仕事を紹介すること」、僕も結構お気に入りのサービスなのです。が、良く考えてみて欲しいのです。今まで、どうだったのか？ま、紙とかリクルートが仕切っていた時代はともかく、近年では、この手のサービスは「ランサーズ」や「ココナラ」など、総合的な仕事の受発注サイトなどに投げられていた案件だと思うのです。それが、分野別の仕事情報サイトにドンドンシフトしていくことを意味しているのではないかと、僕なら思ってしまいます。では、求人サイトで、今後、どんな分野のサービスが出て来るかというと、例えば。
- 帰国子女専門のお仕事サイト
- お菓子大好き女子のお仕事サイト
- 子供大好きな方向けのお仕事サイト
- 50歳以上のガテン系お仕事サイト
などなど、色々と考えられるのではないかと思ったりします。お菓子大好き女子集めて、商品開発部とか作ったらオモシロイかも知れません。しかし、マーケティングのターゲットが絞られてきた！というのは求人だけではありません。
悩み相談Webも10代の悩みに専門特化したサービスが
悩み相談の世界も特化したサービスが目立つ様になっております。例えば、10代のためだけの悩み相談Web「Mex（ミークス）」というサイトなどが立ち上がっております。本来、悩み相談の分野のWebもあったと思いますが、これだけ10代だけの悩みを打合だしたWebサービスはなかったのではないでしょうか。
多分、通常の大人と子供ゴチャゴチャの悩み相談であれば、大人の不倫などの恋愛問題や、詐欺や資金繰りなどのお金の問題とかが多く、10代の純粋な悩みが軽視されていたのじゃないかなぁ〜。と思ったり…。というか、子供の悩みの専門分野があまり表に出なかったんじゃないかなぁ〜と想像します。また「相続の悩み解決」とか「不倫問題解決」とか、何かお金になりそうな部分の相談窓口は多そうですが、10代の悩み相談という、全然、お金になりそうもない部分専門でやるという意味では評価が高いサービスなのかと思います。
この分野も頭をひねれば、何かサービスアイデアが出てくる分野ではないかと思ったりします。マイナーな病気の相談窓口サービスとか…。
結婚紹介サービスも差別化の時代に
By: Robert Kintner
結婚したくても結婚できない方も多い昨今。そんな中、結婚紹介サービスを提供しているところもウハウハかと思いきや、そうでもないみたいでして。この前、ある方から聞いた話では、結婚紹介サービスでも「趣味があう人同士をマッチングしている」というところが人気だそうです。
そりゃ、そうか…。年収の話は２秒で終わりますが、ホラー映画好き同士が話をすると、それなりに話が尽きないもの。そんなところを狙ったら、大ヒットしている様です。これも、結婚紹介マーケットという中で「趣味があう方同士のマッチング」を事業の軸に構えた絞込といえるのではないでしょうか。
まとめ
いやぁ〜、こう書いて見るとマーケティングの変化って面白いですね〜。皆さんも、是非、是非、新しい絞り込み顧客をターゲットにしたサイトを立ち上げてくださいね。きっとワクワクしますから（笑）。
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