本日夕方、関西ローカルのTVニュースを見ていたら、米国の電気自動車テトラモデルSが、阪神高速で報道陣向けに試乗会を開催された模様です。
電気自動車で、しかもスポーツカーとくれば、欲しくなるのは人情というもの。しかし、1000万円前後という価格帯での販売だそうで、そんなの今は買えませんけど、買えるものなら3年後位には買ってみたい車であることは確かです。では、せめて、どんなスペックなのか?知っておいても損はないだろうという事でサイトに行って調べてみることにしました。
テトラモデルSのページ
http://www.teslamotors.com/jp/models
サイトを見ると、モデルSの性能は、
0→100km/h 5.9秒
最高時速 200km/h
一回の充電で500kmは走るとテレビでは言っておりました。
良いですね!5人乗りのスポーツカー!しかも電機自動車なので燃費は良いはずです(充電場所は困るかも知れませんけど)
いろいろ見てみると、中日新聞のサイトに週末にユーザー向けの試乗会があると書いてあるのですけど、本家本元のテスラのサイト上では見当たりません。探しに探すと、スタッフブログらしきところに、その記載がありました。
http://japan.teslamotors.com/2013/07/727-28-s.html
27日(土)、28日(日)に阪神高速で試乗会があるとのこと。では、一旦、28日(日)に申し込んでみることに。サイトの連携はダメダメで、ユーザーのことを考えているのか?は期待できないのですけど、試乗できるのでしたら、日曜日、試乗してみたいと思います。
途中までですけど、今回のボクの行動をマーケティング的視点からも、振り返ってみたいと思います。
ユーザー行動1/テレビでデスラモデルSのニュースをみた。
ユーザー行動2/ そのままネットで検索をして、無理やり試乗会のページにたどり着いた。
ユーザー行動3/うまく行けば試乗会に行く。
という事になるのですけど、それぞれに、マーケティング的につながっていたのか?を検証してみたいと思います。
ユーザー行動1/テレビでデスラモデルSのニュースをみた。
この時、テレビでは報道陣向けの試乗会でテスラに乗車したというコメントはありましたが、ユーザー向けの試乗会があるとかという報道はなかったと思います。もし、テトラのマーケティング担当者であれば、ここはテレビの報道に対して週末ユーザー向けの試乗会もあるという事をテロップ入れて欲しいと交渉すべきことろと思われます。せっかくのアテンションの機会、もったいないです。
ユーザー行動2/ そのままネットで検索をして、無理やり試乗会のページにたどり着いた。
テトラのホームページの構成が全く不親切であり、テレビでせっかくアテンションが派生しているのに、次のステップへの誘導が全くなっていない。つまり導線設計が、全くなされていないという問題が指摘できます。今回、無理やり、ユーザーサイド(つまりボク)が探して、試乗会のページにたどり着きましたが…。
ユーザー行動3/うまく行けば試乗会に行く。
さて、今日は、金曜日の夜です。そして、申し込んだのは2日後の日曜日。もう枠が一杯になっている可能性も高いと思われます。もし、試乗会は一杯の時、先方はどう対応してくれるのでしょうか?非常に楽しみです。
まとめ
テレビなどのアテンションがあった際、必ず来るであろう、Webへのアクション。マーケティング的観点からは、その受け皿や導線はしっかりと検討しておくべき。そう思った次第です。
p.s.
さて、試乗はどうなのか?はたしてボクはいつかはテスラのオーナーになれるのでしょうか。この続きがあれば、是非、書きていきたいと思います。