日本企業がダメな理由と個人のポジショニングについて

しおみん（ @mark4033 )トラベルワーカーです。最近、良く日本企業がダメと聞きますが、その原因と個人のポジショニングについてシェアしておきます。

Contents

1 日本企業がダメな理由は？
- 1.1 オーケストラ型組織
- 1.2 フリージャズ型組織
2 オーケストラ型組織の弱いところ
3 個人にお勧めするポジショニングとは。
- 3.1 まずは、転職を考えてみる。
- 3.2 自分のポジションを少し変える
4 まとめ。

日本企業がダメな理由は？

そもそも日本企業のIT化ができておりません。世界各国が、ここ20年間でITを駆使して効率化を勧めてきたのに日本企業はハンコの数が変わりません。ハンコ６つついていたのをサイボウズのハンコに変えただけでIT化と言っている企業が非常に多い。

詳しくは、夏野さんの講演をまとめた記事に記載しております。こちらをご参照ください。

日本の大企業がダメな理由！を夏野剛氏の講演から学んだのでシェアします。

それと、もうひとつ。先日から私が言っている個人の生き方の「オーケストラ型」VS「フリージャズ型」という話。これって、企業にも言えるのではないかと考えております。つまり、

オーケストラ型組織

指揮者（社長）が先頭にたち、みんなを指揮する。そして、その指揮者に沿って、全体の調和をかなえてパフォーマンを組織として生み出す。

フリージャズ型組織

みんながフリーに音楽をかなえる。しかし、そのユニットとしての調和は保たれないといけない。ある時はバンドリーダーはいるかもしれないし、調和がとれていない際は話あいとかも行われるかもしれない。

定義をすれば、こんな感じでしょうか。さて、貴方の組織はどちらの形に近いでしょうか。

オーケストラ型組織の弱いところ

次に「オーケストラ型」の弱いところも見ていきたいと思います。

おそらく、多くの日本企業がオーケストラ型組織帯になっているのじゃないでしょうか。そして、その企業体質自体が元気が出にくい構造になっているんじゃないかと考えられます。

弱いところ１／社員が考えなくなる可能性が高い

ある程度の規模になると、現場と指揮者との距離が遠くなります。そうなると「どうせ、こんなことを考えても、この会社じゃ通らない」。そうなってしまいます。例えば、この会社、副業OKにしましょう！なんて言っても、今の会社じゃ絶対に無理。そんな雰囲気が組織全体に浸透しちゃうと誰も物事を考えなくなります。

弱いところ２／単一の頭で考えることは限界。

今のオーケストラ型組織は、指揮者ひとりで考えています。もしくは大企業なら取締役で決議しております。つまり、単一の頭で考えているという欠点があります。この考え得方に時代とのヅレが生じていることに氣がつかないケースが増えています。最近の事件だと、相撲協会問題、レスリング問題、日大アメフト問題。。。。すべて、根本問題は、このオーケストラ型組織の弊害。と私は考えております。

弱いところ３／今後、人材難になる

もうなっていると思います。最近のデジタルネイティブの子たちは、感覚で、このオーケストラ型組織は、今後やばいぞ！と感じはじめております。数年前まで超人気であった大手銀行の人気が急激に落ちております。仮想通貨とかを駆使した金融自体はなくなることはないにしろ、それが今の銀行の体質でメインプレイヤーでいることは難しいと、今の若い子も気づいております。そして、これは金融だけではありません。あらゆる業界で起きております。

個人にお勧めするポジショニングとは。

さて、視点を個人に移してみましょう。

自分が所属する組織がフリージャズ型だ！と思った方、おめでとうございます！そのまま頑張ったら良いと思います。逆にオーケストラ型組織だ！と思ったら、まずは10年持たないかもしれないと考えた方が良いかもしれません。その企業が潰れるまで骨を埋める！と考えているのであれば良いですけど、自分の人生、そんな企業と心中したくありません。普通は思いますよね？で、あるならば、行動あるのみです。