ズバットREDしおみです。GIGAZINEのニュースで「11歳の少女がリアル「ダイスウェア」になりサイコロを振ってパスワードを決めて郵送してくれる」というものがありました。ちょっと面白いので、ブログを書いてみました。
GIGAZINEのニュース
http://gigazine.net/news/20151026-diceware-password/
まず、どんなサービスかと言うと。
まず、どんなサービスかというと、お客様から依頼があるとサイコロを振って、そのサイコロの目に沿った対応表があり、その文字を組み合わせるという方法の様です。
例えば「correcthorsebatterystaple」という25文字のパスフレーズは「correct」「horse」「battery」「staple」という4つの英単語から成っているので、英単語の並びさえ覚えていれば入力は容易。
という感じのものだそうです。123456とか、111111とか、そんな安易なPasswordであれば、すぐに破られてしまうので、このサービスは「あり」か「なし」と言えば「あり」なんだと思います。きっかけは、忙しいママからの依頼だった様で、ママから依頼があるのであれば他の方も困っているはずという事で始めた様です。
さらに、僕が思うに、このPasswordに変えた途端に仕事がうまくいったとか、結婚が決まったとか、そんな「幸せなPasswordを送ります」とかになると、もっと付加価値がついて、本当にしっかりしたビジネスとして成立しちゃうんじゃないかと考える次第です。
そもそもPasswordって、どうしたら良いの?
そもそものPasswordの考え方をちょっと整理しておきますと。Passwordで4桁だと「0.2秒」で破られるということを友人のハッカーに聞いたことがあります。つまり「1111」から「zzzz」まで、総当りでPasswordを入力していって、どこが当たりかを突き止めるまで「0.2秒」とのことです。ですので可能であればできるだけ長いPasswordが良いと言えます。「1234」とするよりも「1234123412341234」と4回する方がはるかに強いPasswordになります。つまり、ひとつには「繰り返しであってもできるだけ長いPasswordを作るのが、コツと言えばコツになります。
ビジネスになる発想。
では、今回のPasswordを決めるというのがビジネスとして成立するのであれば、人がどんな事を考えるのが嫌で、どんな事を好むのか?それを考えれば、色々なサービスの発想が出てくると思います。例えば、どんなニーズがあるかというと…。
- 朝、誰かに起こして欲しい。
- 朝、焼きたてのパンを誰かが作って欲しい。
- 朝、味噌汁を誰かに作って欲しい。
- 朝、歯磨きが面倒だ。顔を洗うのが面倒だ。
- 朝、着替えるのが面倒だ。
- 通勤をもっと楽にしたい。
- できれば駅まで、スーツでスケボーみたいなもので行きたい。
- 満員電車に乗りたくない。
- 通勤で安価なタクシーはないか?(相乗りはできないか?)
- 昼ごはんにお店に並ぶのは嫌だ。
- ゆっくりとVIPな気分でコーヒータイムを持ちたい。
- 残業したくない。仕事を家に持ち帰りたくない。
- 上司の酒につきあいたくない
- 夜はゆっくりと音楽でも聞いて過ごしたい。
- リラックスタイムが欲しい。
- 大きなお風呂にゆっくりと入りたい。
etc…。一日を振り返って、色々な人が「この時間を取り除きたい」または「こんな時間を持ちたい」という気持ちを探れば、まだまだ新しいビジネスが生まれるチャンスは転がっているんだと思います。
Passwordを作るだけでもビジネスとして成り立つ可能性があるのですから、もっと色々なビジネスは成り立つ気がします。如何でしょうか?色々と発想は浮かびましたでしょうか?