ズバットREDしおみです。電車に乗っていた時に、聞こえてきた本当にカッコイイ男の人の話です。それは、土曜日の大阪の環状線の中で、あろ女性同士の会話でした。聞き漏れていたので、聞いてしまいましたが、とっても共感できたので、ちょっと記載しておきたいかな〜と思いブログに書きました。いや、些細な事かも知れませんが…。
話題は、夏場の事務所の温度設定の話なんです。
実に他愛もないない会話です。事務所の中での冷房の温度設定の会話なんです。女の人2人の。その話手の女性は、男性3名と女子1名の職場の様でした。通常27度の設定だった職場の事務所の温度設定だったみたいなのですけど、ある日、「25度にしても良いですか?」と言われたらしいです。女性がひとりだったらしく、男の人も困ると思い「良いですよ」と言って、自分だけ我慢すれば良いと思って、上着とかはおっていたらしいです。ここまでは良くある話かと。で、ここから3人の男性社員の対比。
その3人の男性社員は、どう言ったのでしょうか?
そこから8月の猛暑が続きます。一人目の男性は、直接、その女性に「寒くないですか?大丈夫ですか?」と良く聞いて来たそうです。そうすると、ご本人は「いえいえい、大丈夫ですよー!」「上着も、持って来ていますから」と答えていたそうです。直接聞かれたら、その女性も事務所の温度上げて!と言いづらいでしょうから…。二人目の男性は、まったく、事務所の温度の事には関心はなく、その女性社員の事を気にする事もなく、過ごしていたみたいです。そして、3人目の男性は、どうしたと思います?その3人目の話をしたら、電車で聞き手の女の方も、素敵ぃ〜と言っていました。それは…。
3人目の男性がとった行動とは、どんなものか?
3人目の男性は、自分が事務所を出る時に、25度から27度に、エアコンを上げて外出していたそうです。なーーにも言わずに、毎日、そうしていたらしいです。そうなんですよ、ね。直接、寒くない?と女性社員に聞いたら、女性社員も男性社員に気をつかって、「大丈夫です」と言うでしょう。それを見越して、ちゃんと温度を上げて、事務所を出ていくという気遣いをする男性社員。電車で話していた女子は言い手も、聞き手も、その男性社員を、すてきー!カッコイイと言ってました。
そう、3人をまとめると、
1人目→寒くない?と聞く男子→当たり前
2人目→何も言わない男子→論外
3人目→さり気なく気がつく男子→カッコイイ
となるんだろうなぁ〜と思った次第。
いや、いや、これは、女性が男性を思う事だけでもなく、人間関係や顧客を思う全ての事業主にもいえる事かと思った次第です。「さりげなく、顧客の欲しいモノが提供できる事業体」。
そんなものであれば、マーケティング上は、素敵な事が起こる様な気がします。
「さりげない、優しさ」そんなものを、心がけたいものです。