ズバットREDしおみです。今週月曜日から時間管理のブログを書いてまして、これは7回に分けて書いていきたいと考えております。今回は、その4回目、まだ、1〜3回の記事を読んでいない方は、まず、そちらから読んでくださいね。
1.時間管理は、目標管理
2.自分の時間の使い方を分析する
3.時間を有効活用するための「早起き」のススメ
4.隙間時間を見つけて、何をするのか決める←本日は、ココ!
5.モチベーション維持のためにやること
6.時間管理のために使えるツール
7.時間管理するためには健康は不可欠
ここまで、第1回目は「自分の理想の一週間(168時間)を組み立てる」2回目は「今の自分の実際の一週間(168時間)」を分析してみる、そして、3回目は「時間を有効的に使うために早起きした方が良いよ」というお話を書いてきました。そして、今回は、この時間管理をする上で見えてきた「隙間時間をどうするのか?」を考えるということをお話していこうと思います。
隙間時間の「大」「中」「小」を見極める。
自分の生活の中で、時間的に改善すべきポイントを、まず探していきましょう。前にも書きましたが、僕の場合「飲み」に行くと、3時間でも6時間でも満足度が同じなら、3時間飲みということにしようという事で、これで3時間という時間がゲットできると書きました。ということで、まずは隙間時間の「大」「中」「小」を見極めてみます。僕は、概ね下記の分類で考えております。
- 「大」…1時間以上
- 「中」…15分〜1時間
- 「小」…5分程度
「大」の隙間時間をどう使うか決める。
で、まずは、大きな課題からやっていくべきでして、例えば、僕の場合、この「大」の隙間時間が、土曜日、日曜日の午前中と日曜日の夜にあったのです。土曜日8時に起床しても午前中だけで4時間、土日で8時間。これに日曜日の夜,18時−22時の4時間。実に、これだけで12時間あります。ま、どこか旅行に行っていたり、仕事をしている時なら良いんだけど、それ以外は、土曜日の午前中「せやねん」日曜日の午前中「サンデージャポン」みて、日曜日の夜は「鉄腕ダッシュ」から「法律相談所」までみて終わりという週末も少なくないのですよ、ね。これってもったいないですよ、ね。
そういう大きな時間の塊を見つけた時、何をするのか?今から考えていた方が良いです。
例えば、土曜日、日曜日の朝、時間がある時は、
- 4時間◯◯のカフェで読書をする。
- 朝ランニングの練習をする。
- 英語の勉強をする。
- 週間のスケジュールのレビューをする。
- 家の中の掃除をする。
- 気になるレストランリストから選んで食事に行く。
- ◯◯のレッスンに行く。
- ◯◯の資格をとる勉強をする。(年間100時間(50週✕2時間)の時間確保目標)
- 大阪湾に魚釣りに行く
- 積極的に誰かとお茶&食事に行く。
- エステ&マッサージに行く
- 漫画喫茶でマンガを読みふける
- etc…….
実は、ここのポイントが来年の目標達成の肝があるんじゃないかと思っております。来年は仕事の一年と決めている方は「土曜日、日曜日の午前、日曜日の夜も仕事」と決めてしまえば良いし、一年間で読書100冊と決めている方が、読書をすると決めてしまう。来年は20ケ所温泉に行きたいと決めた方は、積極的にこの時間を使って実施していきましょう。決して、ダラダラ「せやねん」や「サンデージャポン」をみていることだけはやめましょう。(来年の目標が一年間「サンデージャポン」を見続けるというのであれば別ですけど)
「中」の隙間時間をどう使うか決める。
次に、10分から60分の中間の隙間時間です。第2回目の時に例にあげた「職場に到着してから仕事を始めるまでの12分」とか、そんなイメージです。ここでは「そもそも、その隙間時間は短縮できないか?」を考えるのが適切だと思います。例えば、「職場に到着してから仕事を始めるまでの12分」かかるのであれば、これが5分にできないのか?考えてみるということが必要となります。そもそもパソコンが立ち上がらないと仕事はできないのか?とか、考えてみると、どうも「順番を入れ替えると効率化できそうだ」ということは沢山あります。例えば、
「職場到着」→「着替え」→「お茶を入れて」→「席にもどって」→「パソコンの電源を入れて仕事開始」で、12分かかっていたのだったら、
「職場到着」→「パソコンの電源を入れ」→「着替え」→「お茶を入れて」→「席にもどって」→「仕事開始」という風にすると、2分短縮できるかも知れません。もしくは、オフィスのレイアウトを変更すれば「着替え」の作業項目が短縮化されるかも知れません。中間の隙間時間は概ね「単純化して効率よくルーティンにできないか?」考えてみるということが大切だと考えています。ちょうど、イチロー選手が毎回、同じ動きで打席に立つのと同じ様なものです。この動きをパフォーマンスルーティンと言うそうです。私も朝するルーティンを貼っております。参考までに一部修正して転記しておきます。これも実は順番があって、何度か違和感を感じて入れ替えて、やっと固まっている感じです。この順番で毎朝仕事を始めているので、パフォーマンがあがっていることは間違いありません。
<朝スケジュール>
- コンピュータの電源をつける
- ◯◯のCDを聞く
- 神様にご挨拶
- 今日も「◯◯◯◯」と言う
- ◯◯◯◯のお返事
- Evernoteの確認/過去のライフログ完了
- TimeLoggerの確認/過去の未ログ完了
- インスタグラムの確認/過去の食事画像転送
- マネーフォワードの確認
- 財布/名刺入れの確認→レシートは破棄
- マンダラ手帳を確認→目標記載
- 一日のスケジュールを確認
- Googleカレンダーに記載
- 瞑想
- feedly確認
- ブログ執筆
- 英語の勉強
小さな隙間時間をどうするか?考えておく。
5分程度の隙間時間は、どの様に使うのか?これもあらかじめ決めておくと便利かも知れません。例えば、来年TOEIC800点目指すのであれば、「隙間時間に単語を覚える」と決める。5分✕20個とかだと素敵な感じかも。会議が始める5分で一個、電車を待っている時間で一個…。そんな使い方も楽しいかも知れませんし、もしくは「5分間ですることリスト」というものを作って、隙間時間が見つかったら、それをみて、その日の気分で、何かしてみるというのもありかも知れません。
<5分間ですることリスト>
- 今、流行っている映画を調べる
- 今度の休みの時に行ける温泉を調べる
- 今夜の夕ごはんの献立を考える
- 宇宙のハシは、どうなっているか考えてみる
- イルカとお話するには、どうしたら良いか?考えてみる。
- 京都のお寺は、何個あるのか?調べてみる
- もし、パリに行ったら、どのお店に行くか調べてみる。
- 世界のお祭りをまとめてみる
- 自分が得意なことをリストアップしてみる
- 大好きなあの子にMessageをうってみる
- 親孝行のために「親」に電話してみる
- etc…‥
まとめ。
本日は時間の使い方の大まかなところを「大」「中」「小」にわけて書いてみました。「大」では大きな時間の塊を見つけて有効活用するという話、「中」ではパフォーマンスルーティンの話、「小」では、本当の隙間時間のお話を書きました。全ては、168時間の中のパズルを組み立てる作業です。瓶の中に砂を入れてから大きい石を入れようとすると入らないけど、大きい石を入れた後に砂をいれると全部入るということがあったりします。時間も同じで、まず「大きい時間の塊」を見つけ(または、作り出して)、何をするのか決めるという作業から実施していくことをオススメ致します。