ズバットREDしおみです。先日、念願だった大阪ミナミにあるベリーのいくら丼というお店に行ってきました。で、こう思うんですよ、ね。
ベリーのいくら丼というお店。
はい。お店の名前が「ベリーのいくら丼」という店名です。これで、もう逃げられません。何があってもいくら丼がメインで、その他のメニューはないという「いくら丼」のお店です。まずは、僕が行った時、横に座った女性への店主の対応が面白かったので、ご紹介しておきます。
女性客/(下記のメニューを見て)あのぉ〜、これだけですか?他にメニューはないのですか?と。
店主/(かなりムっとして)そうです。牛丼食べたければ吉野家へ。中華丼食べたければ王将へ行ってください。うちは、これだけです。と。きっぱり…。男前(笑)
店主は、丁寧にご飯を盛りつけ、いくらと出汁を、これまた丁寧にかけて、客にお出ししている感じで「究極のいくら丼を食べさせてあげる」という思いが、ヒシヒシと伝わつてくる感じでした。
いやぁ〜、良い感じですね。
「親子丼専門店」「カルビ専門の焼肉屋」「グリーンカレー専門店」「玉子かけご飯専門店」やっぱり実際の分野よりも、一歩絞りこまれた「専門性が高い」お店は、そそりますよ、ね。ここが、バシッとはまると、「ベリーのいくら丼」みたいに、行列ができるお店になるのではないでしょうか。
逆に、こんなお店、行きたくないです。
逆に、この写真は、高槻にある、あるラーメン屋さんです。あえて、名前はふせておきます。
「醤油」「豚骨」「担々麺」……。うーん、いったい、このお店のウリは、どれなんでしょうか?一押しは、どれなんでしょうか。世の中、これだけラーメン屋さんがあるわけでして、その中で、自分のお店を選んでもらうのに、何か売りなのか?全く解らない店構え…。これじゃー、ね。と思ってしまうわけですよ。こんな並列に出す位なら、せめて、文字の大きさを変更して「醤油」だけ際立たせるとかできると思うのですけど…。
それに、この話、飲食店だけの話だけではないと思うのです。専門性を際立たせるという作業はとても大切なことで、例えば、「離婚問題専門の弁護士」「社内業務改善専門の社労士」とか、何かのサービスに特化した方が専門性が際立って、マーケティング上はより高い水準の顧客満足が得れると考えられると思うのです。皆さん、そう思いませんか?
と、、、いくら丼を食べながら、そんな事を考えておりました(笑)。
あ〜、こんな画像を見ていたら、美味しいものが食べたくなってきた!という方は、Amazonで美味しそうな「ウニ・いくら丼」の画像があったので、そちらをお楽しみください(笑)。近くの方は、是非、大阪ミナミの「ペリーのいくら丼」へ行ってみてください。では、また。