ズバットレッド塩見です。昨年2016年４月にライザップイングリッシュというサービスが立ち上がったのですけど、何だがブランド力って、すげーと思いましたので、今回は、ブランドについて、ちょっと書いてみますね。
結果にコミットする！というブランド力
平成22年5月7日にライザップが設立となっていますので、今から７年前。テレビを見ていたら、皆さん、ご存知のあのダイエット前後の衝撃的な映像。そしてＴＶＣＭの最後に、必ず出てくるキャッチフレーズ「結果にコミットするライザップ」。
このＣＭに説明は要りませんよね。その後、数々のテレビ番組とのタイアップなどで、芸能人も次々にダイエットに成功させていき、その分野で確固たる地位を築いたと言っても過言ではありません。しかし、この「結果にコミットするライザップ」というのは、事業の成功もそうですが、ブランド的にも、とても強いものになったのだと考えられます。
ボルボに豆腐は作れない？
ブランドの話で思い出すのが「ボルボに豆腐は作れない」というお話です。ボルボというのは、ご存知の通りスウェーデンの車メーカーです。ボルボの車作りのコンセプトは、ぶつかった際、相手の車をつぶいて自分の車を助けるというもの。つまり、重厚な作りになっています。そのため、ブランドイメージも重厚な車の代表作の様なブランド戦略をとっています。「ボルボ＝重厚で頑丈」という様な…。
ちなみに、アメリカでは、頭の固い人を、ボルボみたいな人と表現するケースもあるみたいです。
その硬い、硬いイメージがあるボルボが、豆腐を作ったら。。。。。なんか売れそうにありませんよね。逆にボルボがプレジャーボートを作ったら。実際作っているのでですが、丈夫そうなので売れます。これが、ブランドの力です。
結果にコミットする英会話
ボルボの話とは別にライザップの話に話を戻すと「結果にコミットする」というブランディングは、事業をやろうと思えば、何でも通用するブランディングを確立したということになります。ですので、ライザップイングリッシュは結果にコミットする英会話スクールというイメージが、直ぐに付くのです。そのほかにも、ライザップさんは、ライザップゴルフという事業展開もされています。これも、絶対に結果にコミットするゴルフスクールとなります。
やろうと思えば、もっと、もっと。
これ、以降は、架空の話ですが、結果にコミットするということであれば、こんなのは、どうでしょうか？
結果にコミットする宅配便「ライザップ宅配」
あなたの指定した時間に、必ず荷持をお持ちする宅配便「ライザップ宅配」とか、あれば、一度使ってみたい気がします（笑）。
結果にコミットする育毛剤「ライザップ育毛」
「あなたの髪の毛を３ケ月で、今の倍に増やします。結果にコミットするライザップ育毛剤を使ってみませんか？」と言われたら、使ってみたい人は多いのではないでしょうか。
結果にコミットする学習塾「ライザップ予備校」
あなたの志望校に絶対に合格させます。ライザップ予備校に、さぁ〜、ご入学をお待ちしております。っていうのは、どうでしょうか？なんか、凄そうな感じがしませんか？
ブランドは個人でも作れます。
ブランドは、個人でも重要なファクターとなったりします。「あの人に仕事を任せたら、絶対に時間通りにやってくれる」「あの人に仕事を任せたら、想像以上のクオリティの仕事が返ってくる」など、これらは、全て個人ブランディングとなってきます。ですので、個人であってもライザップの「結果にコミットする」というのをパクっても良いと思います。「結果にコミットする大阪太郎」または「クオリティの1.5倍返し大阪太郎」とかのブランディングは、少し気を引きますね。企業の内部にいても、独立していても、そんな個人ブランディングを目指してみては、どうかと思う次第です。
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