ズバットレッド塩見です。先日、Amazonプライムでドラえもんを見てました。「新・のび太の日本誕生」というものです。で、その中でも、今日でも同じ！「道具が時代を作っていく」というお話をば。
By: algenta101
まずは、映画「ドラえもん」のお話
映画では４万年位の前の日本にドラえもん、のび太を始め、いつもの登場人物が家出をするところから始まります。すると、４万年前の日本人の人達が村を再建するために木を切っております。それは今日の技術から考えればお粗末な斧で石を削って作ったもの。そこにのび太がドラえもんに言うのです「ドラえもん！ドラえもんって一杯良い道具を持っているんだから貸してあげてよ」と。するとドラえもんは「ダメ、ダメ。道具を貸してあげると歴史が変わっちゃうので、トンでもないことになる。それに、この時代の使いにくい斧をいかに使いやすくするのかで、道具は進化していくんだ」と。なるほど、なるほど…。納得。
道具の進化は時代の進化
色々と考えると、その通りかも知れません。江戸時代の人に蒸気機関車を見せると、どんな顔をするでしょうか。何故動いているのか、きっと理解できないのじゃないかと思うのです。ましてや飛行機など見せると「神の仕業だぁ〜」ということになるのじゃないかと思ったりします。
さらに、道具というのは「不便」なものから「便利」なものへ進化するのであって、決して「便利」なものから「不便」なものへ退化は絶対にしないという法則があるのです。
では、今のネットを取り巻く状況を考えてみよう
By: Lars Zimmermann
インターネットという道具が出現し普及し始めたのが1990年代後半。その当時からネットは世界最大の百科事典としての役割を果たしており、その役割は今でも続いています。それは、ありとあらゆる情報が検索され、その答えが瞬時に出てくる世の中になっております。
その上に、2000年中盤からSNSという道具 が出て来ることになります。日本ではmixiを始め、TwitterやFacebookなどのサービスが出てきました。これらの登場により、人と人との関係性ややり取りがネット上で可視化できる用になりました。
これらは、明らかにネット上での道具の進化だと私は思うのです。そして、これらの進化が、また新たな局面を迎えているのが、valuの登場だと私は思っております。
valuの登場により、人ひとりひとりのネット上の価値が数値化される世の中に進化したみたいです。これはvaluというサービスが、この先どうなるか解りませんが「個人のネット上の価値を数値化した」という点においては、新しい道具が登場したという位の価値があるサービスだといえます。
例えば、valuに全学生が登録するとなると、就活の時のひとつの基準になる可能性だって高いはずです。僕の時価総額日本円で10億円ですという学生と、僕の時価総額日本円で200万円ですという学生がいたら、前者の学生の方を企業は欲しがる可能性だって非常に高いはずです。
また、某ベンチャー企業では、全社員valuに登録させて、そのポジションの高さによって、ボーナスの査定額を変更するとかいうことも将来的にはあるのではないかと考えたりします。
そういう意味では、今日まで、ネット上のインフルエンサーとかいう方々のインパクトの大きさを図るものが少なかったですが、こういう道具が出てくることによって、その大きさを数字で表すことが可能になったというのは、とっても大きい事ではないだろうか。そんなことをドラえもんを見ながら思った次第です（笑）。
ということで。
道具は使ってなんぼです。使わなかったら思考停止しているのと同じです。皆さんも、ドンドン新しい道具を使ってみてくださいねぇ〜。
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