プロ講師・ビジネスプロデューサ塩見政春（@mark）です。独立して22年。若いビジネスマンに仕事のエッセンスをお届けできればと考えております。本日のお題は「仕事のできない人からできる人へ！まず、身につけたい重要なこととは？」です。
仕事のできる人は全てマルチタスクです。
仕事のできる人って間違いなく情報発信量が多いです。例えば、毎日メルマガ書いて、週に５本位講演をして、YouTubeの動画を数千本上げている様な人も少なくありません。何で、そんなスピードでコンテンツができるのか？不思議な感じですけど、それにはコツがあるのです。それは一言で言ってしまえば、
「仕事のできる人は全てマルチタスク」なのです。
コンピュータって、そうですよね。シングルタスクじゃなく、バックエンドで動画の編集処理をしながら、YouTubeに動画をアップロードしながら、テキストデータを入力して保存してくれている…。なんていう作業をします。人間も同様で、同時に色々なことができる人の方が仕事のスピードが断然違ってきます。
逆に仕事ができない方のシングルタスク思考。
シングルタスクで仕事をしようとする人って、どういう人かと言うと。順番にしか仕事ができない人。例えば、何かのプレゼンの資料を作成する場合、
- 市場調査
- 競合調査
- マーケット分析
- 戦略方向性の決定
- プレゼン資料作成
という項目があったとします。シングルタスクで仕事をしようとする人は「市場調査」が終わらないと「競合調査」をしようとしません。つまり、順番が決まっている思考の人です。そういう思考の人は、何かに詰まってしまうと全然、前に進みません。ダメダメ人間です。しかし、マルチタスクで物事を考えている人は、５項目全て同時に手をつけます。もっと違う話をすると、クライアント５社同時に満足がいく対応が可能か、どうかという方が解りやすいかも知れません。つまり、マルチタスクの人はクライアント５社全てを満足させれますが、シングルタスクの人は１社トラブルがあるとそれにかかりっきりになり、４社を放置したりします。
「○○が終わらないと」「△△ができない」とか言い出したら危険。
仕事ができない人の口癖ですね。「○○が終わらないと」「△△ができない」というもの。「上司からの指示がないから動けない」というのも同意語です。上司の確認はとった方が良いと思いますが「動けない」というのは可笑しな話です。では、どうしたら動けるのか？考え行動すべきなのです。また「○○が終わらないと」「△△ができない」という思考は、主体が「○○」に依存している関係です。これは良い関係ではありません。と、この話は、また別の機会にでも。とにかく、仕事はマルチタスクでやって行ってください。できるビジネスマンになるためには、必ず必要ですから。
