ズバットREDしおみです。しおみは、学生支援の一般社団法人経営者学生交流協会（通称：Atemas／アテマス）の常任理事とかやっていて、昨晩「本気の大人」って何？という話題にもなったので僕なりに「本気の大人」って何？と考えてみました。
それは「目標に向かって自分を高め、周りの人間が感動する位の影響力を持っている人」じゃないかと。
この間、登山家の栗城さんの講演とかカンデジの代表理事でもあるスマイルビジョンの社長の杉若さんの講演とか聞いてて、「目標を持って遂行していく人達って、やはり「本気」だよなぁ〜」と思う次第です。無酸素、単独登頂を実行しようとする栗城さん、前年度140％以上のスピードで企業を成長させようとする杉若さん。その様な方々は、分野は異なれど、やはり本気という感じがします。
大企業だって負けていないです。
トヨタ自動車が「2050年にガソリン車０を目指す」という目標をかかげ、そこにフォーカスして進むぞ！と決めたこともスゴイことだと思うのですよ、ね。日本一の売上を誇る企業が具体的な目標数字が決めて公表しちゃっていますもんね。そうなると後には引けませんし、それだけの覚悟があるので、かっこ良く見えちゃいますよ、ね。
覚悟があるというので思い出すのが、サッカーの本田圭佑さん。彼は小学校の文集で「セリアA で10番をつける」と書いて有言実行したのは有名な話。彼は小学生の時に自分の人生を決め、それ以外の人生は自分にはないという覚悟で人生を歩んできたのでしょうね。いやぁ〜実に素晴らしい！
マクドナルド創業者「藤田田」は、やっぱり変わった人だと思うのです。
一方、マクドナルド創業者「藤田田」さんをご存知でしょうか。彼が1971年に日本にマクドナルドをオープンさせて日本の食生活を変えたのだと思います。当時、彼は絶対にヘンな人と言われたに違いありません。しかし、彼はこんな事も言っております。
我が国において企業と称すには最低1000億円の年間売り上げが必要である。これに至らぬものはいかに有益な企業でも、社会的貢献度においては所詮”井中の蛙”にすぎない。われわれが日本のファースト・フード界をリードする者であると自負するためには1000億円企業であるべきである。
これを言った当時で、マクドナルドは、まだまだ1000億企業ではなかったのでしょう。しかし、現在、業績が落ちたと言っても、マクドナルドは2000億〜3000億の売上を誇っている企業です。それだけ世の中に影響力を持っている企業といえるでしょう。そこには規模は必要なのです。日本に一店舗しかないハンバーガー屋さんでは、日本の食文化を変えれなかったのだと思います。
さらに「山高ければ裾野が広し」という考え方
さて、「本気の大人」は「目標を持っている人」なおかつ「周りへ影響力を持っている人」というのが、僕が考える「本気の大人」なのですが、さらにもうひとつの視点が必要かも知れません。それは数、量の話です。「周りへ影響力を持っている人」と言っても、周りの10人に影響力を持っている人と周りに1,000万人に影響を持っている人とは違うということ。藤田田さんが言っている1000億円企業というのは、そういう意味が含まれていると思います。同様に、先日の杉若さんの講演でも、彼は「山高ければ裾野が広し」と言っていました。「本気の大人」は、きっと小さい山を作るのではないと思うのです。「今いる従業員10人が食えればうちの会社はエエねん…」という経営者じゃアテマス的には「本気のおとな」の定義から外すべきなんだと思います。そう考えると、本気の大人は「目標を持ち」「周りへ影響力を持ち」「拡大思考がある」という方なのだと思います。
そういう大人と学生との交流の中、1000億企業を作るのが僕の目標！と言う学生が現れるのを仕掛けていくのが、僕達の役割じゃないかと、そう思う次第です。
